自分で自分以外をどれだけ観察できているのか?って重要らしい
昨日の代々木公園。暖かくてオリジン弁当ランチ会(オッさん2人でベンチで弁当食べながらブラッシュアップand情報交換)は気持ちがよかった。
大学に再入学して初めての単位認定試験が1月にあるから、今老化した海馬に潤滑油をかけながら必死に記憶してる。かぁー!覚えることいっぱい。
その中から一つ。
発達心理学の中に、ヴィゴツキーさんが提唱した”最近接領域”ってものがある。
子供の知的水準には
独力でやり遂げられる”今の力”
と
指導や援助、共同があればできる”明日の力”
っていうのがあって、この開きを最近接領域っていうんだけど、これは子供に限らず大人にもある気がします。
この差が埋まれば自分の力になり、また新しい明日以降の力が現れる。この繰り返しで人って成長していくものです。
子への働きかけは「足場かけ」「足場外し」っていうけど、大人になるとこれを自分でやっていかなきゃならないのです。
自分で足場かけて次へチャレンジして、なんとなくできるようになったらアウトプットすることで足場を外してみたりする。
で、そこには個人的な観念(主観)と自分を取り巻く様々な環境
マイクロシステム(主観的経験)
メゾシステム(環境同士の相互作用)
マクロシステム(信念やイデオロギー)
クロノシステム(戦争や災害、結婚などのライフイベント)
などが複雑に絡み合って、自分と環境と進む道が決められています。
それをすべて把握するのってたぶん頑張ればできるんだろうけど膨大な時間がかかるね。
でも、なにか問題が起きたときにこれをある程度理解して把握しておくと、問題を起こしている核みたいなのが見つかったり、足場外すときになかなか外れない原因みたいなのがわかったりするかも。
親への執着心なのか
子供の頃の経験なのか
仕事での大きな出来事なのか
いつかの人間関係なのか
それはその人自身とその周りの環境を紐解いていかないとなかなかわからないけど、そこを認知してクリアしていくことで息詰まりも、行き詰まりもなく進めるかもしれません。
そういえば個人とのセッションではそんなことを自然としていたなぁと実感。
結構ビシバシと、特に男性に対しては言うんだけど、なかなか足場を外せない人には必ず原因があるので、フォーカスしてうまく足場外ししていけたらなぁと思うのです。
あー、アウトプットで勉強になった!
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